<第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(18):朝ごはん> [片いなか・ハイスクール]
東日本大震災被災地がんばれ!
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「片いなか・ハイスクール」連載第298回
<第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(18):朝ごはん>
「いただきまーす」
みんな揃って朝食は始まった。
「悪いわねー、朝食作ってもらっちゃって」
催促しておいて白々しいが、本人は至って悪気はないのである。しかしクリスティンの争点はそこではなかった。
「ハウルえらい!みんなが席に着くまで待てたのね」
「何言ってるの犬じゃあるまいし。いつも通りでしょ」
そこに突っかかってきたのは勇夫だ。
「ああん?昨日の夜、みんなを待つどころか、おまえ真っ先に食ってたぞ」
「き、昨日はお腹”超”空いてたから。それに口に入れたの勇夫より0.5秒後だったわよ。ちゃんと見てるんだからね」
「胸張っていうことじゃないわよ」
ハウルの右隣にいたカーラがパシッと手の甲でハウルの二の腕をはたいて突っ込んだ。
そのカーラのさらに右隣にいたのは裕美子。裕美子はずっとカーラを気にしていた。アロンとトーストを一緒に準備してたカーラ。その勢いのままアロンの隣に座りに行くんじゃないかと警戒していたのだが、結局夕食を食べたときと同じ並びにみんなは座った。脚が折り畳める四角いちゃぶ台のようなのを2つ並べて食事用テーブル替わりにしていて、夕食を並べたとき、それぞれを男子用と女子用にしようかと思ったが、大盛によそったところにハウルが座り込み、その向かいに男子が並んで座ったので、女子と男子が向かい合うようになったのだった。
裕美子の正面は昨日からリーダーだった。リーダーは二日酔いのせいで食欲がわかないようで、灯油のにおいの残るかさついた顔から元気のない声を絞り出した。
「ごめん、僕はスープだけにしておくよ」
「そうか。それじゃパンもらっていいか?」
「目玉焼きくれ」
「半分!あたしに半分!」
遠慮ないハイエナ供がリーダーの朝食に群がった。
「裕美子ちゃんがとっさにスープ作ってくれてよかったね」
リーダーはかろうじて確保していたスープカップを見下ろした後、裕美子の方に向き直った。
「こ、これ小泉さんが作ったんですか?」
裕美子は首を傾げながら答えた。
「固形コンソメ使ったので、作るというほどのものでは・・」
コンソメスープにはスライスした玉ねぎと短冊に刻んだベーコンが入っていた。手の込んだことはしてないが、料理には違いない。ゆっくり味わいながらリーダーが感心するように言った。
「旨い。その作るほどでないというのが、みんなそうそうできないからすごいんです。ほんとうに旨い」
「ほんと、その通りだと思うよ。また教えてね」
あっちでリーダーが手をつけなかったものを取り合っている連中の横にいると、普通に笑っただけのはずのカーラがまるで天使のように見える。リーダーだけでなくカーラも裕美子に対しては本当に人当たりよかった。
そんな人に疑いの目なんか向けたくないんだけど・・・。カーラさん、アロン君と、どうなっちゃったの?・・
片付けには女の子達も率先して参加した。でも裕美子はカーラに
「あなたは十分働いたから、もう座ってて。あたしらでやるから」
と休んでるように促された。
それは恐縮だが、それはそれでカーラがアロンと仲良く片付けをするのではと、その行き先が気になってしょうがない。どうしても目はカーラを追いかけてしまう。
しかしカーラはテーブルを拭きに来たりして、台所で食器を洗っているアロンとは離れたところで行動していた。その時アロンの横にいたのはハウルである。洗い終わった食器を拭く係をしていた。それも
「いい?手伝うっていってもあなたにはこれぐらいしか任せられないんだから。力入れすぎないでね、お皿割っちゃダメよ」
と、やたらとクリスティンに注意を受けていた。
「なんだ。手伝わないのは平和を保つためだったんだ」
「失礼ね~。その気になれば何でもできるのよ。能ある鷹が爪隠してるだけだからね!」
「ほんとか~?あと何やったことあるんだ?」
「なによ。やったげようか?そっちの洗うのも」
アロンの方に手を伸ばして、二人がじゃれ合ってるように見えなくもないが、不思議とハウルとアロンの組み合わせには何も起こらない安心感があった。
「ハウル!だめ!洗うのに手出しちゃだめ!」
何が危険なのか、ストッパークリスティンが必死にハウルを止める。
「あははは。ハウルに仕事させるのも難しいのねえ」
楽しそうにカーラは裕美子に向かってそう言った。
結局、あの夜中の2人は何だったのかというほど、9時頃にこの会が解散するまで、何事もなかったようにアロンとカーラは当たり障りない程度の会話をしたに過ぎなかった。寄り添ったり、手を取り合ったりするようなこともなかった。
『何事もないなら、何事もないとは思えなかった昨夜のあの光景はいったい何だったのかしら。見間違えではなかったはずだし・・・』
アルコールが入ると豹変するカーラを見てないので、裕美子は当惑するばかりだ。
『たまたま横で寝ちゃっただけだったのかな・・。そう思うことにしよう・・』
そうだとしても、今後アロン君が誰かと仲良くなるのを見ることが、いかに自分にとってショックとなるか、今回の事でよく分かった。
『自分はアロン君を影から支えることに徹する』
それは少女漫画のように、アロン君が好きになった人も応援できるものと思ってた。でも実際は・・・
『堪えられそうにない。アロン君と誰かがそういう仲になっていくところを見るのは、とてつもなく辛い・・』
「レソフィック君、大丈夫かなあ。今からツーリング行くとかいって、月曜までに記事できてると思う?」
カーラの心配にハウルが答える。
「ネタは整理したし、なんとかするんじゃない?ここまでやったんだから、もうできなくても私らのせいじゃないわよ」
「本当?お酒持ってかなかった方がよかったんじゃなぁい?」
クリスティンに突っ込まれたハウル。
「長丁場には息抜きも必要だから。それにカーラにも役に立ったみたいだし」
「??」
カーラはよく分からないらしい。酔ってるときのことは記憶が曖昧なのだ。
「でもリーダーと裕美子をリタイアさせちゃったのは予想外だったわ」
「ごめんねぇ、ユミちゃん。せっかく誘ったのに。あ、ユミちゃんって呼んでいいよね?」
「あ、・・はい」
「そのうえ男子の家で雑魚寝なんてさせちゃって、大丈夫だったかしら」
「・・覚悟はしてましたし、何も起こらなかったですから・・」
そこにカーラがが割り込む。
「ハウルったらそういうとこ無頓着なんだから。次はもうちょっと考えようよ。クリスティンは気を付けた方がいいわよ。もうあなたの体はダイナマイトなんだから」
『一番危ないことしてたカーラがそれ言う?!』
ハウルと、裕美子もまた同じ無言の突っ込みを入れる。いつもならここで異次元ぼけが入りそうなクリスティンでさえ
「一番大胆だったのはカーラだったけどなぁ」
と言った。
「??」
またもやカーラはよく分からないらしい。
「だけど起きてた時間少なかったのに、裕美子は一番よくアピールできてたわ。やっぱり食べ物に人は弱いわよねえ」
そう言うとハウルは裕美子の顔に覗き入った。
「また遊ぶとき呼ぶけど、いい?」
屈託のないその瞳と笑顔に見つめられ、なんだか男の人言い寄られているような恥ずかしさになった。
「わ、わたしなんかで・・いいんで・・しょうか?」
ハウルらしい大きな笑顔が答えた。
「いいんじゃない?仲良しなんだし」
・・・仲良し?
わたしを仲のいい友達と認めてくれてるの?今、仲良しって言ってくれたよね。
「!!」
なんて素敵な一言だろう。仲良しの友達だと認識してくれたのだ。こんなわたしを友達としてまた遊びに誘ってくれるというのだ。
嬉しさより恥ずかしさが先立って顔がかぁっとなったままに、こくりと頷く。
「ハウルにアピールしちゃったみたいねぇ」
「次は私たちのありがたみをアピールしないとね。手伝ってよね」
ぽんぽんと肩をたたかれた。
「それじゃ今日は解散。みんな、お疲れ様~」
ハウルとカーラはバグして挨拶した。
「お疲れ~」
「バイバイ」
「ユミちゃんまたね」
「じゃぁね、ユミちゃん」
クリスティンもカーラも手を振ってくれた。家路につくみんなに、裕美子はぺこっとお辞儀して挨拶した。
顔を上げた裕美子は、メガネでよく分からなかったが、その下では微笑んでいた。
『女の子のお友達・・・。できたんだ、本当に。とっても楽しくていい人達。・・また呼んでくれるって』
それはきっと、またアロン君達のところに行くときも・・・
夢でしかなかった絵に描いたような高校生活が、今現実になっていってる。すごくさっぱりした、気持ちのいい女の子のお友達。
夢じゃない。
裕美子はすっかり日が昇って明るくなった空を見上げた。今日は今の裕美子のように快晴だ。その空に向かって祈った。
楽しかった思い出、またひとつ追加。神様、このいい関係をずっと保っていけますように。
『・・でも、わたしのアロン君に対する気持ちはどうにかしないと・・。どう、すればいいんだろう・・・』
次回「第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(19):リーダー告白失敗」へ続く!
前回のお話「第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(17):朝食準備」
対応する第1部のお話「第1部:第9章 レソフィックの広報記事(4):リーダーも変身?!」
☆☆ 「片いなか・ハイスクール」目次 ☆☆
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※片いなか・ハイスクール第2部は、第1部のエピソードを裏話なども交えながら本編のヒロイン裕美子の視点で振り返るものです。ぜひアロン目線の第1部のその部分と読み比べてみてください。「対応する第1部のお話」で飛ぶことができます。
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「片いなか・ハイスクール」連載第298回
<第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(18):朝ごはん>
「いただきまーす」
みんな揃って朝食は始まった。
「悪いわねー、朝食作ってもらっちゃって」
催促しておいて白々しいが、本人は至って悪気はないのである。しかしクリスティンの争点はそこではなかった。
「ハウルえらい!みんなが席に着くまで待てたのね」
「何言ってるの犬じゃあるまいし。いつも通りでしょ」
そこに突っかかってきたのは勇夫だ。
「ああん?昨日の夜、みんなを待つどころか、おまえ真っ先に食ってたぞ」
「き、昨日はお腹”超”空いてたから。それに口に入れたの勇夫より0.5秒後だったわよ。ちゃんと見てるんだからね」
「胸張っていうことじゃないわよ」
ハウルの右隣にいたカーラがパシッと手の甲でハウルの二の腕をはたいて突っ込んだ。
そのカーラのさらに右隣にいたのは裕美子。裕美子はずっとカーラを気にしていた。アロンとトーストを一緒に準備してたカーラ。その勢いのままアロンの隣に座りに行くんじゃないかと警戒していたのだが、結局夕食を食べたときと同じ並びにみんなは座った。脚が折り畳める四角いちゃぶ台のようなのを2つ並べて食事用テーブル替わりにしていて、夕食を並べたとき、それぞれを男子用と女子用にしようかと思ったが、大盛によそったところにハウルが座り込み、その向かいに男子が並んで座ったので、女子と男子が向かい合うようになったのだった。
裕美子の正面は昨日からリーダーだった。リーダーは二日酔いのせいで食欲がわかないようで、灯油のにおいの残るかさついた顔から元気のない声を絞り出した。
「ごめん、僕はスープだけにしておくよ」
「そうか。それじゃパンもらっていいか?」
「目玉焼きくれ」
「半分!あたしに半分!」
遠慮ないハイエナ供がリーダーの朝食に群がった。
「裕美子ちゃんがとっさにスープ作ってくれてよかったね」
リーダーはかろうじて確保していたスープカップを見下ろした後、裕美子の方に向き直った。
「こ、これ小泉さんが作ったんですか?」
裕美子は首を傾げながら答えた。
「固形コンソメ使ったので、作るというほどのものでは・・」
コンソメスープにはスライスした玉ねぎと短冊に刻んだベーコンが入っていた。手の込んだことはしてないが、料理には違いない。ゆっくり味わいながらリーダーが感心するように言った。
「旨い。その作るほどでないというのが、みんなそうそうできないからすごいんです。ほんとうに旨い」
「ほんと、その通りだと思うよ。また教えてね」
あっちでリーダーが手をつけなかったものを取り合っている連中の横にいると、普通に笑っただけのはずのカーラがまるで天使のように見える。リーダーだけでなくカーラも裕美子に対しては本当に人当たりよかった。
そんな人に疑いの目なんか向けたくないんだけど・・・。カーラさん、アロン君と、どうなっちゃったの?・・
片付けには女の子達も率先して参加した。でも裕美子はカーラに
「あなたは十分働いたから、もう座ってて。あたしらでやるから」
と休んでるように促された。
それは恐縮だが、それはそれでカーラがアロンと仲良く片付けをするのではと、その行き先が気になってしょうがない。どうしても目はカーラを追いかけてしまう。
しかしカーラはテーブルを拭きに来たりして、台所で食器を洗っているアロンとは離れたところで行動していた。その時アロンの横にいたのはハウルである。洗い終わった食器を拭く係をしていた。それも
「いい?手伝うっていってもあなたにはこれぐらいしか任せられないんだから。力入れすぎないでね、お皿割っちゃダメよ」
と、やたらとクリスティンに注意を受けていた。
「なんだ。手伝わないのは平和を保つためだったんだ」
「失礼ね~。その気になれば何でもできるのよ。能ある鷹が爪隠してるだけだからね!」
「ほんとか~?あと何やったことあるんだ?」
「なによ。やったげようか?そっちの洗うのも」
アロンの方に手を伸ばして、二人がじゃれ合ってるように見えなくもないが、不思議とハウルとアロンの組み合わせには何も起こらない安心感があった。
「ハウル!だめ!洗うのに手出しちゃだめ!」
何が危険なのか、ストッパークリスティンが必死にハウルを止める。
「あははは。ハウルに仕事させるのも難しいのねえ」
楽しそうにカーラは裕美子に向かってそう言った。
結局、あの夜中の2人は何だったのかというほど、9時頃にこの会が解散するまで、何事もなかったようにアロンとカーラは当たり障りない程度の会話をしたに過ぎなかった。寄り添ったり、手を取り合ったりするようなこともなかった。
『何事もないなら、何事もないとは思えなかった昨夜のあの光景はいったい何だったのかしら。見間違えではなかったはずだし・・・』
アルコールが入ると豹変するカーラを見てないので、裕美子は当惑するばかりだ。
『たまたま横で寝ちゃっただけだったのかな・・。そう思うことにしよう・・』
そうだとしても、今後アロン君が誰かと仲良くなるのを見ることが、いかに自分にとってショックとなるか、今回の事でよく分かった。
『自分はアロン君を影から支えることに徹する』
それは少女漫画のように、アロン君が好きになった人も応援できるものと思ってた。でも実際は・・・
『堪えられそうにない。アロン君と誰かがそういう仲になっていくところを見るのは、とてつもなく辛い・・』
「レソフィック君、大丈夫かなあ。今からツーリング行くとかいって、月曜までに記事できてると思う?」
カーラの心配にハウルが答える。
「ネタは整理したし、なんとかするんじゃない?ここまでやったんだから、もうできなくても私らのせいじゃないわよ」
「本当?お酒持ってかなかった方がよかったんじゃなぁい?」
クリスティンに突っ込まれたハウル。
「長丁場には息抜きも必要だから。それにカーラにも役に立ったみたいだし」
「??」
カーラはよく分からないらしい。酔ってるときのことは記憶が曖昧なのだ。
「でもリーダーと裕美子をリタイアさせちゃったのは予想外だったわ」
「ごめんねぇ、ユミちゃん。せっかく誘ったのに。あ、ユミちゃんって呼んでいいよね?」
「あ、・・はい」
「そのうえ男子の家で雑魚寝なんてさせちゃって、大丈夫だったかしら」
「・・覚悟はしてましたし、何も起こらなかったですから・・」
そこにカーラがが割り込む。
「ハウルったらそういうとこ無頓着なんだから。次はもうちょっと考えようよ。クリスティンは気を付けた方がいいわよ。もうあなたの体はダイナマイトなんだから」
『一番危ないことしてたカーラがそれ言う?!』
ハウルと、裕美子もまた同じ無言の突っ込みを入れる。いつもならここで異次元ぼけが入りそうなクリスティンでさえ
「一番大胆だったのはカーラだったけどなぁ」
と言った。
「??」
またもやカーラはよく分からないらしい。
「だけど起きてた時間少なかったのに、裕美子は一番よくアピールできてたわ。やっぱり食べ物に人は弱いわよねえ」
そう言うとハウルは裕美子の顔に覗き入った。
「また遊ぶとき呼ぶけど、いい?」
屈託のないその瞳と笑顔に見つめられ、なんだか男の人言い寄られているような恥ずかしさになった。
「わ、わたしなんかで・・いいんで・・しょうか?」
ハウルらしい大きな笑顔が答えた。
「いいんじゃない?仲良しなんだし」
・・・仲良し?
わたしを仲のいい友達と認めてくれてるの?今、仲良しって言ってくれたよね。
「!!」
なんて素敵な一言だろう。仲良しの友達だと認識してくれたのだ。こんなわたしを友達としてまた遊びに誘ってくれるというのだ。
嬉しさより恥ずかしさが先立って顔がかぁっとなったままに、こくりと頷く。
「ハウルにアピールしちゃったみたいねぇ」
「次は私たちのありがたみをアピールしないとね。手伝ってよね」
ぽんぽんと肩をたたかれた。
「それじゃ今日は解散。みんな、お疲れ様~」
ハウルとカーラはバグして挨拶した。
「お疲れ~」
「バイバイ」
「ユミちゃんまたね」
「じゃぁね、ユミちゃん」
クリスティンもカーラも手を振ってくれた。家路につくみんなに、裕美子はぺこっとお辞儀して挨拶した。
顔を上げた裕美子は、メガネでよく分からなかったが、その下では微笑んでいた。
『女の子のお友達・・・。できたんだ、本当に。とっても楽しくていい人達。・・また呼んでくれるって』
それはきっと、またアロン君達のところに行くときも・・・
夢でしかなかった絵に描いたような高校生活が、今現実になっていってる。すごくさっぱりした、気持ちのいい女の子のお友達。
夢じゃない。
裕美子はすっかり日が昇って明るくなった空を見上げた。今日は今の裕美子のように快晴だ。その空に向かって祈った。
楽しかった思い出、またひとつ追加。神様、このいい関係をずっと保っていけますように。
『・・でも、わたしのアロン君に対する気持ちはどうにかしないと・・。どう、すればいいんだろう・・・』
次回「第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(19):リーダー告白失敗」へ続く!
前回のお話「第2部:第6章 レソフィック宅の宴会(17):朝食準備」
対応する第1部のお話「第1部:第9章 レソフィックの広報記事(4):リーダーも変身?!」
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yu-papaさん、いっぷくさん、ゆきママさん、bitさん、青竹さん、こさぴーさん、alba0101さん、hiroさん、ぼんぼちぼちぼちさん、くらいふさん、yamさん、NICEありがとうございます。
by TSO (2013-08-25 22:08)
朝夕少し秋風が感じられる様になりましたね、
豪雨に見舞われる所がありますが、大丈夫でしょうか?
何時も貴重なコメント有り難うございます。
by タッチおじさん (2013-08-26 12:39)